二松学舎大学附属高等学校 校長 本城 学
第94回選抜高等学校野球大会の出場に際しまして、関係各方面のたくさんの皆さまから心のこもった熱いご声援とご支援を賜り、心よりお礼申し上げます。また、東京都高等学校野球連盟ならびに日本高等学校野球連盟の皆様には、コロナ禍において丁寧な感染予防対策をとって大会を開催していただき、球児の夢を実現していただいたことを深く感謝申し上げます。
昨夏、甲子園大会に出場させていただいた結果、今チームはスタートが遅れ昨秋の東京大会ではぶっつけ本番とも言える状態で試合に臨まざるを得ませんでした。それでも、強豪チームとの接戦を制していく中、徐々にチームのまとまりや多少の自信もついてきて、最終的には準優勝まで到達することができました。まさに、東京のチームに育てていただいたと言えると思います。結果が準優勝であったため、今回の選抜大会に関東6校枠の6番目に選抜されたことは、大変ありがたいと同時に、評価いただいた期待に応えようと身の引き締まる思いでした。
甲子園での選抜大会では、大会2日目に東北代表の聖光学院高校(福島県)と対戦させていただきました。試合は、立ち上がりからリズムをつかめず、守勢のまま9対3で敗れる結果となりました。選手たちは粘り強く最後まで敢闘してくれましたが、一方で、心技体ともにさらにレベルアップを図る必要性を感じる機会となりました。貴重な教訓を胸に、春季都大会そして夏の選手権大会に向け、捲土重来を期して一層切磋琢磨していく所存です。
コロナ禍の中の大会にもかかわらず、いろいろな形で生徒、保護者、OB、関係者の皆さんなどたくさんの方々からご声援をいただき、本当にありがとうございました。
東京都高等学校野球連盟の皆さまを始め関係各位に対しまして、心より厚くお礼申し上げますとともに、引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。