日本大学第三高等学校 校長 掘内 正
選抜発表当日、日本高野連から「選抜されました」という朗報が届いた。
秋の大会準決勝戦での敗退で、選抜への夢は完全に消滅したと選手達は、夏の大会に向けて気持ちを切り替え練習に打ち込んで来ただけに思わぬ知らせに大きな歓声があがった。38年振り17回目の出場に向けて準備が慌ただしく始まった。
初戦は開会式当日、山形中央高校から始まり、向陽高校、敦賀気比高校、広陵高校戦を制し、決勝戦では、沖縄の興南高校に延長戦の末敗れ、39年ぶり2度目の優勝には手が届きませんでした。2週間に及ぶ長い戦いを通して、選手達は一回りも二回りも大きく成長したように感じました。
大勢の三高ファンの皆様に支えられて悔いのない戦いが出来たことを誇りに思っています。多くの方々の応援、本当にありがとうございました。
すでにグラウンドでは、夏に向けての練習が、この選抜の戦いをしっかりと胸に刻み始まっています。今後も応援してもらえるチーム作りを目指して頑張りますので、よろしくお願い申し上げます。