一般財団法人 東京都高等学校野球連盟

甲子園の活躍
日本大学第三高等学校
第82回選抜高等学校野球大会 東京代表校 日本大学第三高等学校ホームページへ
日本大学第三高等学校 校長 掘内 正
日本大学第三高等学校 校長 掘内 正
 選抜発表当日、日本高野連から「選抜されました」という朗報が届いた。
 秋の大会準決勝戦での敗退で、選抜への夢は完全に消滅したと選手達は、夏の大会に向けて気持ちを切り替え練習に打ち込んで来ただけに思わぬ知らせに大きな歓声があがった。38年振り17回目の出場に向けて準備が慌ただしく始まった。
 初戦は開会式当日、山形中央高校から始まり、向陽高校、敦賀気比高校、広陵高校戦を制し、決勝戦では、沖縄の興南高校に延長戦の末敗れ、39年ぶり2度目の優勝には手が届きませんでした。2週間に及ぶ長い戦いを通して、選手達は一回りも二回りも大きく成長したように感じました。
 大勢の三高ファンの皆様に支えられて悔いのない戦いが出来たことを誇りに思っています。多くの方々の応援、本当にありがとうございました。
 すでにグラウンドでは、夏に向けての練習が、この選抜の戦いをしっかりと胸に刻み始まっています。今後も応援してもらえるチーム作りを目指して頑張りますので、よろしくお願い申し上げます。
責任教師 白井 洋
 第82回選抜高等学校野球大会出場に際しましては、多くの皆様からのご声援を頂きありがとう御座いました。
 8年振りということもあり、何事につけて一抹の不安もありましたが、選手達は落ち着いたプレーを見せてくれたと思います。しかし守備面でのミスもありましたので、これは今後の課題として練習して行きます。打撃面では三高らしさを発揮してくれたと思います。
 まだまだ発展途上にあるチームではありますが、甲子園での一戦一戦の経験は、選手達を大きく成長させてくれました。つくづくと“甲子園”の持つ偉大さを感じた次第です。決勝戦では負けはしましたが、日頃からの「何事も諦めず、最後まで戦う」の思いがよく出たと同時に、東京都の代表として「胸を張って誇れる試合をした」と自負しております。
 この経験を糧にして、来る夏の甲子園出場を目指し、選手・スタッフ一同一層頑張って参ります。
 最後になりましたが、今大会に際しましては、関係者の皆様から多大なるご尽力を賜りました。ここに厚く御礼申し上げます。
監督 小倉 全由
 8年ぶりの選抜大会出場は、甲子園球場のリニューアル、開会式では自校の代表者がプラカードを持っての行進などと、何もかもが真新しく面食らうことばかりで、甲子園までが遠く永かったという思いとまた、新鮮な初出場の時のような気持ちで、甲子園の土を踏んだ自分が居たのを強く感じました。
 そして今回の選抜大会は、東京大会ベスト4からの選出ということで、私自身選んでいただいたことへの感謝と、「恥ずかしい試合はできない」という、プレッシャーと責任を感じての大会でありました。
 こんなプレッシャーの中、選手達は一戦一戦力をつけ準優勝という成績を残してくれました。
 負けはしましたが、4万を超える大観衆に臆することなくプレーした選手達に「よくやった」と、言ってやりたいと思います。
 これから夏に向け練習を積み重ね、打倒 興南高校、打倒 島袋投手に燃えて頑張ります。
 選抜大会でのご声援誠にありがとうございました。これからもご指導の程よろしくお願い申し上げます。
1回戦のスコア
2回戦のスコア
準々決勝のスコア
準決勝のスコア
決勝のスコア
■写真提供:日本大学第三高等学校