東海大学菅生高等学校 校長 峰岸 英仁
今年度の西東京大会準決勝・決勝戦は、東京オリンピックのため、神宮球場ではなく東京ドームで行われました。これも多くの方々のご尽力のおかげと感謝しています。選手には、とても良い経験になりました。また、熱中症の心配がなかったことは、応援する私たちにとっても、ありがたいことでした。
第103回全国高等学校野球選手権大会の第1回戦は、8月3日の組み合わせ抽選会で、大会5日目の8月13日に大阪桐蔭と対戦することに決まりました。ところが雨天が続き、大会は順延され、実際には8月17日になりました。雨の中、本校が先攻で試合が開始されました。4対7で3点を追う8回の表、1アウト走者1・2塁で同点の期待が高まりました。しかし、雨はさらに強くなり試合は中断、その後コールドゲームが宣言され、本校は1回戦で退くことになりました。
試合終了後、健闘を讃えてくださるメッセージを全国からたくさん頂戴しました。9回まで試合をできませんでしたが、このように応援して頂けているのは、これまでの野球に取り組む姿勢や行動が皆様から評価されている証だと受け取り、部員を誇りに思っています。そして、本校硬式野球部が甲子園で試合に臨むことができたのは、多くの方々からご支援を頂いたおかげです。まことにありがとうございました、心より御礼申し上げます。